卓球女子世界ランク6位の石川佳純(26=全農)ら日本代表が、世界選手権個人戦(21日開幕、ブダペスト)に向け、15日羽田空港を出発した。

7日のアジア杯で3位になったあと「世界選手権が楽しみ」と語っていた石川は「いよいよ出発という感じ。ケガもないのでしっかり準備してコートに立ちたい」と意気込みを語った。勝ち上がれば強敵中国選手との対決も控えるが「まずは1戦1戦目の前の試合を」と油断せずに戦う。

13日の公開練習で「世界選手権個人戦の出場は最後」と語った水谷とは、ともにエースとして日本をけん引してきた。「会見で聞いた時は驚いた。まだまだ一緒に頑張ろう、と言った。(水谷から)たくさん学んでいるし、パワーをもらっている。これからもずっと一緒にプレーしたい」と胸の内を明かした。

自身の区切りについてはよく分からないとした上で「東京(五輪)で一区切りというのはあるが、終わってから考えます」と話した。