11大会ぶりの優勝を目指す早大(関東対抗戦2位)が前回準優勝の天理大(関西1位)から8トライを挙げて快勝し、6大会ぶりの決勝進出を決めた。

前半10分、敵陣でFB河瀬諒介(2年=東海大仰星)が相手防御をかわし、WTB古賀由教(3年=東福岡)につないで左隅に先制トライ。同19分にも広いスペースを河瀬が突いて、チーム2本目のトライを挙げた。主導権をつかみ、前半を21-7で折り返した。

後半もラインアウトで相手のミスを誘い、キックを有効に使いながら敵陣に入った。一時は14点差に迫られたが、後半18分にフランカー相良昌彦(1年=早実)がトライ。常に先手を打ち、関西王者を圧倒した。

早大は11日、東京・国立競技場で行われる決勝に進む。