タレントのコージ・トクダこと徳田浩至(32)が、11年ぶりでアメリカンフットボール選手として現役復帰する。Xリーグの1部下位X1エリアのみらいふ福岡が30日、新入団すると発表した。

徳田は16年にお笑いコンビのブリリアンを結成し、17年に35億のフレーズでブルゾンちえみとユニットを組んだ元with Bとしてブレークした。

DLとして大阪学芸高で競技を始め、法大に進学。09年には主将として全日本選手権決勝の甲子園ボウル出場も関学大に敗れた。3月にコンビを解消したが「やりたいことをやりたい。恩返しをするためも」と復帰を決めたという。

法大での背番号は44だった。with Bでは裸の背中に書かれた35がトレードマークになっていた。選手としては「35は引きずっているとなる」と否定し、9となった。攻撃にも意欲を見せて「TDをとりたい」と話している。

また、法大では1学年上だったIBMの元日本代表WR栗原嵩(32)も同時に移籍した。快足を生かして、本場米国でのプロ、7人制ラグビーやボブスレーに挑戦するなど、こちらの異色の挑戦経験を持つ。

みらいふ福岡は、17年に九州で唯一のXリーグ所属の社会人チームとして発足した。全勝で昨年X1エリアに昇格して、4勝2敗の同率2位タイと健闘した。