フィギュアスケートの情報を毎日発信しています。

今日の誕生日

加藤雅子(1965年)

女子シングル選手。84年全日本選手権優勝、同年サラエボ五輪代表(19位)

韓聡(1992年)→Pick Up!

浦松千聖(2002年)

女子シングル選手。20-21年シーズン、日本スケート連盟の強化選手Bに選ばれる。中京大中京高3年

中村俊介(2005年)

男子シングル選手。今年2月の全国中学校大会で準優勝

Pick Up! 韓聡(かん・そう)

中国の男性ペア選手が28歳になりました。中国語では「ツォン・ハン」と読みます。

黒竜江省ハルビンの出身で、経歴は中国どころか世界を代表するハイレベル。3歳下の隋文静と組み、ジュニアグランプリ(GP)ファイナル優勝2度(09、11年)に10~12年の世界ジュニア選手権3連覇。シニアの優勝も世界選手権2回(17、19年)GPファイナル1回(19年)4大陸選手権6回(12、14、16、17、19、20年)と数々のタイトルを獲得しています。五輪(オリンピック)は18年の平昌大会で銀メダルに輝きました。


平昌五輪ペアでフリーの演技を行う中国の隋文静(手前)韓聡組
平昌五輪ペアでフリーの演技を行う中国の隋文静(手前)韓聡組

昨シーズン、男子で世界初の主要6冠完全制覇「スーパースラム」を羽生結弦が達成したのは記憶に新しいところですが、隋文静&韓聡組にも、実はそのチャンスがあるのです。対象はジュニアのGPファイナルと世界選手権、シニアのGPファイナルと大陸選手権(4大陸or欧州)に、世界選手権と五輪。平昌で銀だった五輪以外の資格は有しています。

過去にペアでは男女1人ずつ。マキシム・トランコフ(ロシア男子)とアリョーナ・サブチェンコ(ドイツ女子)が、それぞれ別の選手とのペアで達成しました。一方で男女同時の達成者はいません。もし、隋と韓のペアが22年の北京五輪で、練習拠点を置く地元で悲願の金メダルを手にすることができれば、史上初となります。

ちなみに、このスーパースラム。女子では金妍児(キム・ヨナ=韓国)とアリーナ・ザギトワ(ロシア)が達成。アイスダンスではテッサ・バーチュー&スコット・モイヤー組(カナダ)が2人で完成させています。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2018年3月23日
2018年3月23日

18年3月、フィギュアスケート世界選手権で銀メダルを獲得し、笑顔を見せる樋口新葉。


今日の出来事

スルヤ・ボナリー(フランス)がグッドウィル・ゲームズで金メダル(1994年)

原則4年に1度の国際スポーツ親善大会、グッドウィル・ゲームズの第3回(フィギュアスケートは第2回)がロシアのサンクトペテルブルクで行われ、女子シングルでボナリーが優勝した。

当時、欧州選手権4度の優勝を誇ったが、世界選手権と五輪のタイトルとは無縁。この大会前もリレハンメル五輪4位、世界選手権千葉大会2位だった。失意を乗り越えての頂点だったが、参加は74カ国。本筋の世界一ではなかったとはいえ、2位ミシェル・クワン(米国)や6位イリーナ・スルツカヤ(ロシア)ら後の世界女王を抑えての金メダルで、実力を証明した。