男子100メートル平泳ぎは、佐藤翔馬(慶大2年)が59秒55の大会新で初優勝した。

佐藤が予選から勢いに乗った。59秒68の大会新をマークして、全体トップで決勝に進むと、前回2位の高田大志(近大4年)との争いを制した。50メートルは28秒37で、高田に0秒17の先行を許した。しかし、後半はパワーで逆転。ゴールではNo.1ポーズを決めてみせた。

「このインカレ前は1分台だったが、55秒台中盤まで持ってこられた。予選、決勝と大会記録で良かった」と笑った。そして、来年の大目標について「100も200も標準記録を突破して、オリンピック代表になりたい」と気合を入れていた。