自動車のスーパーGT第6戦は25日、三重県の鈴鹿サーキット(1周5・807キロ)で決勝が行われた。

GT500クラスは松田次生、ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が、予選クラッシュの最後尾スタートから、ピットインの好判断にも助けられ、第3戦に続き鈴鹿で連勝を決めた。松田は「自分のやってきたことを信じていこうと走ったら、トップのままで帰ってこられました」と喜んだ。クインタレッリも「予選のことを考えると本当に奇跡」と驚きを隠せなかった。GT300クラスは川端伸太朗、近藤翼(Hirotsuyama Audi R8LMS)が予選6位から逆転優勝。参戦3年目で初表彰台が初優勝となった川端は「長かったですね。運にも恵まれて、パートナーも速かった」と、チームメートの近藤に感謝していた。