22年北京冬季五輪のプレシーズンが始まるのを前にスキージャンプ男子で18-19年W杯個人総合王者の小林陵侑(土屋ホーム)らが5日、都内で会見した。「世界選手権では金、W杯は1勝を目指したい」と小林。新型コロナウイルスで来夏に延期された東京五輪は開催予定も、欧州での感染再拡大を受け不安視する声もある。わずか半年後にある北京五輪もどのような影響を受けるか不透明な状況だが「心境は全く変わりない。できることをやるだけ」と述べた。ノルディック男子複合で14年ソチ、18年平昌五輪と銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は「明日五輪が来てもいいよう準備している。開催されたらうれしいし、開催されなかったら残念だなと思うぐらい」と平常心を保っていた。