4種目の合計で争う個人総合で、18年世界選手権銀メダルの村上茉愛(24=日体ク)が、2年ぶり4度目の優勝を飾った。決勝は合計57・032点、予選と合わせて112・097点で2位以下を大きく引き離した。

予選では大きく減点があった跳馬の新技「チュソビチナ(前転跳び前方伸身宙返り1回半ひねり)」を、着地のわずかな1歩の踏み出しに抑えて成功。1種目目から15・200の高得点を稼ぐと、以降は独走状態に入った。段違い平行棒14・133点、平均台13・833点、床運動は13・866点だった。

2位は畠田瞳(セントラルスポーツ)で108・663点、3位は相馬生(朝日生命)で107・497点だった。