新潟アルビレックスBBは名古屋ダイヤモンドドルフィンズに62-79で敗れ、今季2度目の4連敗を喫した。第2クオーター(Q)に連続11失点、第3Qに連続9失点し突き放された。PG五十嵐圭(40)が左大腿(だいたい)部裏の負傷で戦線離脱し、復帰はまだ先。大黒柱不在の中で黒星が連なった。

リードする場面を1度も作れなかった。「出だしで差がついて追いつくことができなかった」。福田将吾監督(37)は悔やんだ。新潟は第1Qこそ、11-15と食らいついたが、第2Qは23-29から11連続、第3Qは33-42から9連続で失点。守備で我慢しきれず、どちらも得点した直後に流れを持っていかれた。

リバウンドでは39対34と上回った。ターンオーバーも9に抑えた。だが肝心のシュートがリングに嫌われる。3点シュートは24本放ち成功4本と名古屋Dの8本の半分。シュート成功率は名古屋Dの50・8%に対し36・9%。前半は名古屋Dのゾーンを攻めきれなかった。

前節富山戦(27日)から五十嵐が不在。試合の落ち着きを欠き、伸びた連敗。12得点11リバウンドのPFアレン・ダーラム(32)は「明日(31日)は全員で出だしから全開で戦うことが大切」と気持ちを切り替えた。