ベルテックス静岡が、今季ホーム最終戦を白星で飾った。東京エクセレンスを95-91で下し、連敗を「2」で止めた。前日21日の東京戦で今季最多107失点で敗れた反省を生かし、この日はマンツーマン・ディフェンスが中心。前半を32失点でしのぎ、19点のリードを築いたおかげで、最後は4点差で逃げ切った。ファクンド・ミュラー監督(47)は「特に第2クオーターでは守備でハードワークができていた」と振り返った。

B2ライセンス取得チーム同士の2連戦を1勝1敗で終えた。今季を同チームの最高勝率で終えれば、2022-23年シーズンのB2昇格権を得る。同チームの上位は、2位東京、3位トライフープ岡山、4位静岡。静岡は東京とのゲーム差を再び「1」に縮め、昇格へ望みをつないだ。

今季は残り4試合。大石慎之介主将(33=沼津市出身)は「目の前の試合に集中して戦えば、結果はついてくる」と力を込めた。