フィギュアスケート女子の紀平梨花(18=トヨタ自動車)が16日、一足早く19歳の誓いを立てた。

地元の兵庫・西宮市で行われた「西宮交通安全大使」の委嘱状交付式に出席。21日に19歳の誕生日を迎えるため、サプライズで花束などのプレゼントを受け取り、驚きの表情を見せた。

7月に始まった今季は、22年北京五輪シーズンとなる。

「『もう19歳だ』っていう気持ちもありますし、やっぱり五輪シーズンなので、しっかりと自分が今まで頑張ってきたことを、今シーズンで出せるようにしたい。もうすぐ大人なので、普段の行動から、しっかりとした大人になれるように頑張りたいと思います」

シーズンが本格化する秋には、グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(10月29日~31日、バンクーバー)と第4戦NHK杯(11月12~14日、東京・国立代々木競技場)に出場予定。昨季終盤に痛めた腰のケアにも向き合いながら、状態を上げていく。【松本航】