フィギュアスケートの情報を毎日発信しています。
今日の誕生日
樋口豊(1949年)→20年Pick Up!(最終項にリンクあり)
日本の男子シングル選手。五輪2大会出場、全日本選手権3連覇(69~71年)。引退後はコーチ、振付師、解説者としても活躍。
ブライアン・ジュベール(1984年)→Pick Up!
Pick Up! ブライアン・ジュベール
4度の五輪出場を果たしたフランスのフィギュアスケート界の偉人が37際になりました。
4回転への強いこだわり。現役時代に難しい大技に挑み続けた姿は、多くの人の印象に残っています。度々、「4回転論争」を起こすこともありました。
引退後のいまも指導者として拠点とする、フランス西部のポワチエで生を受けました。2人の姉がスケートを習っていた流れで、4歳で滑り始めます。この頃に触れたジャンプの楽しさが、シニアになってからのこだわりへと昇華されていきます。
2001-2002年シーズンにシニアデビュー、いきなり2002年ソルトレークシティ五輪の代表(14位)になります。以降は世界へのトップへと駆け上がっていくシーズンを送っていきました。2004年欧州選手権では当時の世界王者プルシェンコを破るなど、世界の主役の1人となりました。
2006年トリノ五輪は6位。2007年に日本で開催された世界選手権では、フランス人として1965年大会のカルマ以来、42年ぶりとなる優勝も果たしました。「来季はスケートと勉強を両立させたい。冷蔵庫に勉強したいもののリストがはってあるんだ。英語、ドイツ語などの語学もそう」と余裕のジョークで優勝会見を締めくくる姿もありました。
10年バンクーバー五輪は16位。14年ソチ五輪では13位。競技後には「「浮き沈みのある長いキャリアだった。体のためにもここでやめるのがベストだと思う」と引退を表明しました。「満足だよ。素晴らしいSPができたし、フリーでも4回転ジャンプを2度決めることができた」と最後までこだわりのジャンプを貫きました。
プレーバック
「オータム・クラシック」2019年