バスケットボールBリーグ1部、レバンガ北海道が16日、北海道神宮で必勝祈願を行った。

今季から就任した佐古賢一監督(51)は「厳かな気持ちと、すがすがしい気持ち。まずは全員がケガなくリーグ最終戦を迎えられるように祈願した」と話した。

18日からは新体制初実戦となる山形での東北杯に臨む。8月6日の初指導から約1カ月が経過。同監督は「ここまで順調に来ている。東北での試合は、選手起用や戦術、戦略を小出しにしながら、確認のデータなどを取れたらと考えている」と狙いを口にした。

同大会は東日本大震災翌年の12年から開始。今回は「復興10年」を掲げての開催となる。震災が起きた11年が現役最終年だった佐古監督は「いろいろな思いがある。とにかく我々として世の中に発信できるものを、全力で取り組んでいけたら」と話していた。