フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ中継でテレビ朝日系のメインキャスターを務める松岡修造(53)が17日、同局を通じ「五輪に向けた心を感じたい」とコメントした。

「フィギュアスケートのシーズンになってきましたね。今どんな思いになるか、それはサバイバルという気持ちです。サバイバルっていうのはある意味危機感が出てきます。チャレンジという思いが出てきます。選手がそれぞれの思いをかけながら、どこにサバイバルしていくのか。もちろんグランプリファイナルでしょう。ただ今シーズンに関してはやっぱり北京五輪(オリンピック)があります。北京五輪があるということは、ただ単に自分の好きな演技をするとか、ただ単にチャレンジするっていうことだけじゃなくて、やはり最終的には最高の演技ができるっていうパフォーマンスを、このグランプリシリーズを通して磨き上げていくわけです。だからこそ僕が見ていくのは技術だけじゃないです。オリンピックに向けた心、メンタルの部分をたくさん感じていきたいです。羽生さん含め、世界の選手たちの思いと、そして技術を皆さんとサバイバルしながら感じていきましょう」(原文まま)