初代王者の笹岡建介(22=MKグループ)が2度目の優勝を達成した。2本目で高いエアから安定感のあるトリックを披露し、70・73点の高得点をマーク。前回大会3位に終わった悔しさを晴らした。2位(61・77点)は猪又湊哉(12)、3位(61・60点)は徳田凱(14)が続いた。

2本目の試技でただ1人、70点台をマークし、2度目の日本一に輝いた笹岡は「大会が始まり予選からだんだんと調子があがってきた」と振り返り、「19年の日本選手権では3位に終わって、そこから練習したことが次につながった」と笑みを浮かべた。来年の杭州アジア大会、3年後の24年パリオリンピック(五輪)への思いも口にし「そこをめがけてやっていきたい」と意欲を見せた。