女子は前々回優勝の斉藤綾夏(AGP)が、前回優勝の沢江優月(帝京大)に競り勝ち、2年ぶり2度目の優勝を飾った。女王に返り咲いた斉藤は、「自分の空手を見失っているような感覚があったが、悩みながらもしっかり練習できていた。その積み重ねがこの結果につながった」とうなずいた。

男子は崎山優成(近大)が鈴木晃成(帝京大)を接戦の末に下し、2年連続2度目の優勝を果たした。崎山優は「優勝した瞬間はほっとした」と涙ながらに語った。