国際スケート連盟(ISU)は4日、フィギュアの今季の世界ジュニア選手権を4月13~17日にエストニアの首都タリンで開催すると発表した。

当初はブルガリアのソフィアで3月7~13日に行われるはずだったが、新型コロナウイルス流行が収まらず、渡航制限も考慮されて開催不可能となっていた。

大会は延期され、代替開催地を模索していた中でエストニア1カ国だけが手を挙げたといい、中止になった昨年に続くジュニア世代の世界最高峰大会が消滅する事態は避けられた。この大会は21年も中止となっており、ISUは春に流行が緩和されることを想定して5月への延期を視野に入れていたが、より早まった。

エストニアは、今年1月の4大陸選手権が中国・天津で開催できなくなった際も代替開催を引き受けていた。

世界ジュニア選手権の日本代表には、男子の三浦佳生(東京・目黒日大高)佐藤駿(埼玉栄高)壺井達也(神戸大)、女子の渡辺倫果(法大)住吉りをん(東京・駒場学園高)、アイスダンスの来田奈央、森田真沙也組(木下アカデミー)が選出されている。