カーリング女子の世界選手権(カナダ・プリンスジョージ)に、日本代表として中部電力が出場し、19日(日本時間20日)のトルコ戦に続いて翌20日(同21日)のイタリア戦も制し、2連勝スタートを切った。

中部電力のコーチを務めるのが、18年平昌オリンピック(五輪)にSC軽井沢クラブのスキップとして出場した現役選手の両角友佑(TM軽井沢)だ。

18年12月にコーチに就任し、技術面や戦術面で指導。横山彰監督は「両角コーチが加入してくれたことで、チームとして戦略の幅が広がり、引き出しが増えた」と全幅の信頼を置く。

北京五輪開催中にはテレビ解説で、現地から競技の魅力や奥深さをわかりやすく伝えたカーリングの伝道師。今大会では選手たちとともにカナダに渡り、チームを全面的に支える。

北京の地で再びロコ・ソラーレが火を付けたカーリング熱を、チーム一丸となってカナダからさらに盛り上げていく。