フィギュアスケートの世界選手権ペアで日本勢最高の2位に入った三浦璃来(20)、木原龍一(29)組(木下グループ)が、愛するペットとの対面を待ちわびた。

カナダが拠点の「りくりゅう」は今後、アイスショーのために一時帰国し、5月ごろにカナダへと戻る予定だ。21年11月のグランプリ(GP)シリーズNHK杯(東京)出場時には、新型コロナウイルス対策の「バブル」が設けられていた。それぞれの実家に戻るのは21年7月以来、約8カ月ぶりになる。

三浦家は前回の滞在時から、ペットの猫が1匹増えたという。

「猫ちゃんがもう1匹増えたので、会えるのが楽しみです。1匹目が『みい』、2匹目が『もも』って言うんですが、3匹目が黒猫で『ひじき』っていうんです」

猫を愛するが、三浦と母は猫アレルギーと明かす。

「帰ったら空気清浄器がたくさんあります。目が充血して、くしゃみがとまらなくて、結構ひどいアレルギーなんですけれど、でも好きです(笑い)」

木原家には犬がいる。「シェットランド・シープドッグ」で、名前は「ゼロ」と明かした。

「やっぱり食べ物も楽しみですし、犬にも会えますし、そこがすごく楽しみです。(名前は)血統書についている番号か何かから取ったらしいです」

国際大会で次々と結果を残してきた「りくりゅう」にとって、つかの間の癒やしの時間となる。パワーを蓄え、来季も飛躍のシーズンにする。(モンペリエ=松本航)