92年バルセロナ五輪(オリンピック)男子95キロ超級の銀メダリスト小川直也氏の長男、雄勢(25=パーク24)が準決勝で敗退した。

世界王者の影浦心(26=日本中央競馬会)を相手に延長戦の末、指導3つの反則負け。相手の背負い投げを受ける場面が多く、思うように技を仕掛けられなかった。

今月3日の全日本選抜体重別(福岡)では4年ぶり2度目の優勝を遂げたが、世界選手権(10月、タシケント)の100キロ超級代表最終選考会を兼ねた全日本では力尽きた。【木下淳】