ラグビー「リーグワン」のコベルコ神戸スティーラーズは13日、フランカー橋本大輝主将(35)ら12選手の退団を発表した。橋本と日本代表42キャップを持つプロップ平島久照(39)、フッカー平原大敬(35)は現役を引退する。ニュージーランド代表84キャップのベン・スミスとSOアーロン・クルーデン、南アフリカ代表CTBルカニョ・アム、13年在籍したWTBアンダーソン・フレイザーも退団。リーグ7位でプレーオフ進出を逃したことで、血の入れ替えを行う。

橋本主将と平島はチームに残り、来季はFWコーチに就任する方向。京産大出身の橋本は2月6日東葛戦で重度の脳振とうの診断を受け、復帰することなく今季を終えた。日本代表も経験し「(代表入りで)夢がかないました。僕がケガをしてから若手がチームを引っ張ってくれた。これでいいと感じた」。福岡大から成り上がった平島も「どのスクラムも100%、全力で組んだことが思い出です」と話した。