北京オリンピック(五輪)オリンピック銀メダルのロコ・ソラーレが、ハイレベルなショットの応酬の末に北海道銀行を下した。

第4エンド(E)にロコ・ソラーレが一挙3点を挙げて5-1としたが、直後に北海道銀行も3点を奪い返し、5-4で前半を折り返した。

第7Eはハウス(円)のなかに後攻ロコ・ソラーレのストーン(石)がたまる展開。北海道銀行のスキップ田畑百葉(19)が起死回生の好ショットで反撃したが、直後にロコ・ソラーレのスキップ藤沢五月(31)がスーパーショットに成功。投じられたストーンは、ハウス外側の相手の石にまず当たったあとに角度を変え、ハウス中央にあった相手のナンバーワンストーンもはじき出した。

このエンドを終えたところで、相手は負けを認めて試合終了。最後の会心の1投について藤沢は「投げのイメージも、コールをするちな(吉田知那美)のイメージも、スイーパーも、全員がしっかりイメージを持って投げられた。チームで決めたショット」と振り返った。

前日にフォルティウスに敗れて今大会初黒星を喫したが、鮮やかな内容で5勝目(1敗)をマーク。「昨日の反省を生かされた良いゲーム」と藤沢。暫定首位に立っていた北海道銀行は5勝2敗となった。