22年北京冬季五輪のスノーボード女子ハーフパイプ(HP)で銅メダルを獲得した冨田せな(22=妙高市出身、チームアルビレックス新潟)の新潟県民栄誉賞授賞式が27日、新潟県庁で行われた。花角英世知事(64)から記念品などを贈呈された。

新潟県民栄誉賞は、00年シドニー五輪100メートル背泳ぎの中村真衣さんの銀メダル獲得を契機に創設。スポーツ、芸術、文化、学術等で顕著な功績のあった個人・団体が授与されるもので過去1団体、11個人が受賞していた。

「県民も元気が出た」と北京五輪の銅メダルを称えた花角知事は、新潟市内に県がスケートボードパークを建設する計画を冨田に披露。オフシーズンのトレーニングに活用できる室内施設を、冨田は早速「上越地区にもあったらいいな、と思う」と知事に直訴していた。