株式会社セントラルスポーツは1日、フィギュアスケート男子の友野一希(24)との契約を、期間満了で終了すると発表した。18年4月1日から22年6月30日までの契約だった。

友野が同志社大在学中の18年から競技生活のサポートを開始し、卒業後の21年からは所属契約を結んでいた。

昨季は4大陸選手権(エストニア・タリン)で銀メダル、世界選手権(フランス・モンペリエ)では6位入賞を果たすなど、世界のトップスケーターの1人として躍進した。

友野は自身のSNSで「ここまで練習に打ち込めたのはどんな状況でもつねに全力でサポートして下さったお陰だと思ってます。たくさんの応援とご支援をいただき本当にありがとうございました。言葉で表せないほど感謝の気持ちでいっぱいです」と記した。今後もフィジカルトレーニング施設の提供などを受けるという。

同社は「日本を代表するフィギュアスケーターの1人へと成長を遂げ、当社としての所期の役割を果たすことができたと考えています」と説明。「なお、所属選手としての契約は満了となりますが、セントラルスポーツグループは、友野選手のさらなる活躍をお祈りするとともに、今後はフィジカルトレーニング施設の提供など、新たな形でフィギュアスケーターとしての成長と目標達成をサポートしてまいります」と温かい言葉を寄せた。