城東がロスタイムの逆転負けを食らった。前半途中から12点差を逆転、24-19で後半30分を迎えたが、相手ゴール前でディフェンスの穴を突かれ、同点トライを許した。

伊達圭太監督(34)は「もったいなかったですね」。組織的な守りではむしろ相手を上回った。「倉敷さんの粘りがすごく、ウチも継続的なディフェンスはできていたんですが、最後に向こうのキーマンの前でミスマッチができてしまった」と残念がる。

5大会連続の初戦突破は逃したが、大会登録メンバーは上限30人に満たない24人だけ。同監督は「徳島県勢のベースは上がっていると思います。ただ(花園で)勝つことにフォーカスすると難しいし、着実には進めません。ただ、半歩ずつでも進んでいかないと」。慢性的部員不足という難問を抱え、挑戦が続く。

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