NBAは28日、各地で行われ、ウィザーズの八村塁(24)は本拠地ワシントンでのサンズ戦に途中出場し、27分42秒プレーして自己最多タイとなる30得点、5リバウンドだった。チームは127-102で勝ち、15勝21敗とした。

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大黒柱ビールを故障で欠くウィザーズを八村が救った。フィールドゴールを13本中11本決め、2季目だった21年3月以来3度目となる最多タイの30得点。強豪サンズ撃破の立役者となり「チームから僕が必要とされていたので積極的にいった」と誇らしげだった。

第1クオーター途中からコートに入り、迷いなくゴールを狙った。華麗な連係からダンクをたたき込む。力強いドライブも光った。後半に猛追された後も相手の前に立ちはだかった。

右足首痛による離脱から復帰し、2桁得点は3試合連続、20戦中16度目となった。今季は先発出場はないものの「監督が決めること。役割を果たすだけ」と頼もしい。巻き返しを期すウィザーズで、欠かせない戦力であることをあらためて示した。