早稲田大(関東対抗戦3位)が京都産業大(関西1位)に競り勝ち、2大会ぶりの決勝進出を決めた。

前半を17-13で折り返すと、6点を追う後半14分に宮尾昌典(2年=京都成章)が約45メートルを走り抜いてトライ。CTB吉村紘(4年=東福岡)のゴールで逆転に成功した。

再度逆転されて迎えた同27分、SO伊藤大祐(3年=桐蔭学園)が逆転トライ。同34分にはCTB吉村がPGを決め、8点リードと主導権を握った。

最終盤は京産大に1点差に迫られたが、何とか振り切り、8日の決勝(国立)進出を決めた。フランカー相良昌彦主将(4年=早実)は「1年生の時に早稲田が優勝してから3年間、優勝に届いていない。必ず優勝して『荒ぶる』を歌えるように頑張りたい」と3大会ぶりの日本一を誓った。

決勝は2連覇を目指す帝京大(関東対抗戦1位)と対戦する。