ショートプログラム(SP)2位の三原舞依(23=シスメックス)が逆転優勝した。

3回転ルッツからの3連続など、ジャンプは7回すべてノーミス。演技を終えると思わず笑顔になり、中野園子、グレアム充子の両コーチと抱き合う。中野コーチからは両ほほを優しく挟まれて喜んだ。

フリー145・58点の合計221・18点。19年クラスノヤルスク大会に続く“2連覇”を遂げた(21年ルツェルン大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止)。

2位は、SP首位の坂本花織(22=シスメックス)で217・42点。同門のシスメックス勢が日本勢ワンツーフィニッシュを決めた。3位は韓国のキム・イェリム(19=檀国大)で200・16点、住吉りをん(19=明治大)は191・48点の4位だった。

【最終順位】

<1位>221.18点 三原舞依(シスメックス)

<2位>217.42点 坂本花織(シスメックス)

<3位>200.16点 キム・イェリム(韓国=檀国大)

<4位>191.48点 住吉りをん(オリエンタルバイオ/明治大)

<5位>186.73 エカテリーナ・クラコワ(ポーランド)

<6位>171.53点 チェ・ダビン(韓国=高麗大)

※得点は冬季ユニバーシアード大会時代から国際スケート連盟(ISU)非公認