池江璃花子(22=横浜ゴム)が3年連続6度目の頂点に立ち、今大会3冠を達成した。

25秒59で世界選手権(7月、福岡)派遣標準記録の25秒73も突破。100メートルバタフライに続く代表内定をつかんだ。

「本当に、この種目だけは絶対に派遣記録を突破して優勝したいと思っていたので、派遣記録を切れてホッとしてるんですけど、タイム的には満足できないので、世界選手権に向けてギアを入れて、記録を伸ばせるように頑張っていきたい」

予選は25秒85で全体トップ通過。100メートルバタフライ、自由形に続く3冠を意識し「1バタ(100メートルバタフライ)で優勝できると思っていなかったので、3冠目が懸かっている。しっかり3冠できたら」と誓って決勝に臨み、きっちり結果を出した。

悔しさを胸に臨んだレースだった。

22年3月の国際大会日本代表選手選考会では25秒78の2位。昨夏の世界選手権(ブダペスト)を目指したレースで相馬あい(ミキハウス)に敗れた。

「情けないレースをしてしまった。そのひと言。気持ちが入りすぎて空回りしてしまった」

そうレースを振り返り、この日の予選後も「同じ失敗を2度しないようにしたい」と約1年前のレースを思い返していた。

残すは最終日9日の50メートル自由形。「50の自由形も優勝できる自信があるので明日も頑張ります」。世界選手権に向けて弾みをつけるレース、有終の4冠を目指す。【松本航】