フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇中の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が「胴上げの裏側」を明かした。

6日、名古屋市内で契約する医療機器メーカー「コラントッテ」のトークイベントに参加。3月の世界選手権優勝時にステファン・ランビエル・コーチ、出水慎一トレーナーから胴上げされた話題となり「本当に僕はステファン・コーチ、出水先生が喜んでいる姿を見られて、良かったなと思います」と振り返った。

優勝した22年12月の全日本選手権では、同門の島田高志郎(木下グループ)らとランビエル・コーチを胴上げした。その経緯を問われると「わかんないです。僕から何かを意見することはあんまりないので、周りが…。全日本では島田高志郎くんが2位。生徒2人が1位、2位でステファンが喜んでいたと思いますし、周りのみんなの感情が高ぶったのかな。あとは物理的に人数が多かったっていうのもあると思います。表彰式の」と笑わせた。

コラントッテとのイベントは今回で6度目となる。質問コーナー、クイズコーナーなどでファンと交流。最後は「また来年もやると思いますし、もっともっと年々レベルアップといいますか、皆さんがより楽しめるようなものをできるように、僕も頑張っていきたいと思います。皆さんが『楽しかった』という気持ちで帰ってくれるとうれしいです」と締めくくり、周囲を思いやった。【松本航】