卓球のTリーグは1日に臨時理事会を開き、経営難に陥っていた女子の京都カグヤライズが継続して来季も参入することを認めた。

京都は5月1日に京都市内で記者会見を開き、代表の池袋晴彦氏が「5年、10年、20年と成長できるようなチームになりたいと思っていますので、それを応援してくれる企業を求めてます。興味のある方、連絡を待っています」と支援を求めていた。Tリーグ坂井一也理事長は「5月末までに5000万円というのを決めていた。それを満たした」とし、池袋氏は「スポンサーとの関係を強くして、少しでも大きくしていきたい」と決意を新たにした。

昨季に新規参入した京都はリーグ最年少9歳でデビューした松島美空(みく)が注目を集めた。現在は池袋氏が代表兼監督を務める状況。同氏は「(新たな)コーチ、監督を人事として考えている。チームが参入OKとなった時に具体的条件を提示して、協力してもらう(思いだった)。まずは自分が経営や営業に専念できる体制になることが一番」と改善を図っていく。