世界ランキング7位の日本が、同5位でアジア最大のライバル中国にストレート負けを喫し、開幕4連勝を逃した。名古屋ラウンドでの最終戦で初黒星を喫し、3勝1敗でVNL第1週を終了。14日からは舞台をブラジルに移し、目標のベスト4に向けて負けられない戦いに挑む。

平均身長190センチ超えの中国の高さに苦しんだ。202センチのミドルブロッカー、エン・シンゲツやエース、リ・エイエイらの強烈なスパイクに押され、第1セット(S)は4連続得点、5連続得点などを許し、18-25で失った。

第2Sは、ここまで出場機会に恵まれなかったアウトサイドヒッター田中が攻守に躍動。序盤から得点を重ね、一時は8点差をつけて完全に流れをつかんだかに思われた。だが、古賀の顔に相手のスパイクが直撃するアクシデントもあり、後半は積極性を欠くように。サーブミスも目立ち、4連続失点などで25-27と逆転を許した。

第3Sは今回のメンバー最年少の和田をスタートから投入。このSだけで2桁得点を記録するなど活躍を見せたが最後は競り負け、最終セットも25-27で落とした。

真鍋監督は「初めて中国と試合した選手も多い。この高さはかなり勉強になったかな。サーブレシーブで崩されると厳しいので、安定して攻めていきたいと思います」と振り返った。

ブラジルに移動しての14日は、世界ランキング3位のセルビアと対戦する。

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