「ゆかのスペシャリスト」南一輝(23=エムズスポーツク)が2年ぶりの代表切符をつかんだ。
世界選手権(9月、ベルギー)の最終選考会で、21年の世界選手権で銀メダルに輝いた床運動を15・133点で5連覇し、さらに跳馬でも14・783点で初優勝。2冠とし、5人で団体総合のチームを組んだ場合の貢献度の高さで、日本代表に決まった。
「種目別で出れたら、すごい楽だったんですけど、それでも跳馬をやって、今回優勝という結果が残せたので、ルールが変わって良かったのかな」。
東京五輪後の変更で、1種目だけでの世界選手権代表が厳しくなった。この2年ほど磨いたのが、跳馬だった。
「床がメインでやってて、跳馬は床の延長という感覚でやってる。床さえできれば跳馬ができるっていうイメージなので。ここまで形になるとは思ってなかったんですけど、代表になるために頑張ろうっていうのは思いました」
持ち味の跳躍力で、一気に武器に昇格させてきた。同時に、床運動への効用も感じてきた。
「上半身が結構筋肉がついてきて安定したっていうのと、着地に関しても良かったのかなと思います。床の着地だけじゃなくて、跳馬の着地っていうのも意識できるので、着地がすごいうまくなったのかな」
初めての団体総合のメンバー。
「圧倒的なものを見せつける」
世界でも頭1つ抜けた難易度を持つ床運動、成長著し跳馬。2つの武器で貢献する。


