男子SPで昨季の世界選手権代表の友野一希(25=上野芝ク)が93・55点の高得点で2位発進した。

冒頭の4回転ー2回転のトーループを決めると、続く4回転サルコーでも出来栄え点2・91点を引き出す鮮やかな跳躍。後半のトリプルアクセル(3回転半)をまとめ、演技構成点の3項目でも8点台をそろえた。シーズン初戦で昨季のシーズンベストとなった世界選手権での92・68点を超え、会心のスタートを切った。

島田高志郎(木下グループ)は冒頭の4回転サルコーは成功したが、後半の3回転半で転倒があり、79・57点で3位となった。