昨季の世界選手権代表の友野一希(25=上野芝ク)が今季初戦を2位で終えた。ショートプログラム(SP)では93・55点と、昨季最高を上回る得点で2位。フリーも172・23点で2位とし、合計265・78点で2位となった。

新作「Halston」では、SPに続き冒頭の4回転ー2回転のトーループを決め、続く単発の4回転トーループも降りた。続くサルコーが2回転になって4回転3本成功はならずも、以降はスピン、ステップシークエンスでも最高難度のレベル4をそろえ、演技構成点でも2項目で8・55点と高評価を引き出した。

SP3位の島田高志郎(木下グループ)は冒頭の4回転サルコーは成功したが、続く4回転トーループで転倒するなどフリー3位の167・86点、合計247・43点で3位。アダム・シャオイムファ(フランス)が279・57点で優勝した。