元世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)-世界ランキング2位の奈良岡功大(FWDグループ)の準決勝は、奈良岡がコンディション不良によって棄権したため、桃田の不戦勝となった。両者は初対戦の予定だった。

奈良岡の父浩コーチは棄権発表後に報道陣の取材に対応。疲労や複数箇所の負傷などがあり、28日夜のミーティングで本人やスタッフと協議した上で、試合直前に棄権の判断を下したという。

「『無理しないほうがいいのではないか』という判断のもと、本人が迷っていたので、棄権という判断は最終的に私がさせていただきました。(試合開始予定時間の40分前の)12時20分くらいに最終確認をして、本人は迷っていて、出るか出まいかという状態でしたが、『迷うなら出るな』ということで棄権をとらせていただきました」

国内外から注目された試合。試合開始直前に奈良岡の棄権が場内アナウンスされると、会場からは大きなため息ももれた。浩コーチは「私が一番楽しみにしていて。私も残念です。見たかったなと。間近でどんな試合になるんだろうと想像していた」と残念そうに語り、約12分の取材の最後には「出られなくて本当に申し訳なかったです」と頭を下げた。