前回大会銅メダルの佐藤駿(19=エームサービス/明大)は、自己ベストを大幅に更新する99・20点を記録し、2位発進となった。

冒頭で4回転-3回転の連続トーループを決める好スタートを切ると、2本目には「練習からあんまりハマってなくて、結構失敗する場面が多かった」という4回転ルッツを選択。GOE(出来栄え点)で2・63点の加点を引き出し、最後のトリプルアクセル(3回転半)も危なげなく決めてみせた。

今季のグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカで記録したこれまでの自己ベスト91・61点を8点近く更新。「本当にここまでの点数がでると思っていなかった」と驚きを見せつつも、「いろいろ考えてしまってわけわからなくなった時もあったけど、最初に決めたルッツを跳ぶことを突き通せて良かった」と、自分を信じた選択にうなずいた。

2大会連続の出場でも、マインドは挑戦者だ。昨年のメダリストとしての意識は「ない」ときっぱり。「去年よりも高い順位を目指せるように頑張りたい」と言い切った。SPの結果に満足はあれど、表情は最後まで崩さなかった。

今季はスケートアメリカで3位、GPシリーズ第5戦戦フィンランド大会で2位と好成績を収めたが、ファイナル進出には1歩届かなかった。それでも、激しい争いが繰り広げられた昨年12月の全日本選手権で5位。2大会連続での4大陸切符をつかんでいた。

3日のフリーに向け、後は全てを出し切るのみ。「最後全力で楽しんで、良い終わり方をしたい」と、力強く誓った。

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