3大会連続の五輪代表を目指す塩浦慎理(32=イトマン東進)の選考会が幕を開けた。

今大会は50メートル自由形に絞っており、予選を22秒35の全体トップ通過。夜には準決勝を控え、23日の決勝では派遣標準記録(21秒82)を切った上での2位以内で代表切符を得る。

タレントの妻おのののか(32)と育てる娘は、昨秋に2歳となった。かねて、わが子に認識される時まで、トップ選手として泳ぐことが目標と口にしてきた。今大会中には池江璃花子(横浜ゴム)が泳ぐ姿をテレビで見て、愛娘は「パパみたいだね」と口にしていたという。塩浦は「その気持ち(目標)は変わらないです。まだまだ速くなれる。今はこれ(選考会)に集中したい」と意気込んだ。