共栄学園(東京)が05年以来19年ぶり3度目の優勝に王手を懸けた。2連覇を目指した国民スポーツ大会(国スポ)王者の就実(岡山)を3-1(25-17、21-25、25-21、26-24)で破った。

第1セット(S)の立ち上がりから快調だった。23年に日本代表候補にも選出されたエース秋本美空主将(3年)の連続サービスエースなどで主導権を握り、そのままセットを先取。第2Sこそ失ったものの、第3S以降は序盤に一気の連続得点で突き放す展開で、最後まで流れを手放さなかった。

秋本は、1人で40得点以上を挙げる活躍。堅守でも貢献し、オールラウンダーぶりを発揮した。スタンドで見守る母で12年ロンドン五輪(オリンピック)銅メダルの愛さん(旧姓大友)に白星を届け「去年優勝した学校に自分たちのコンビバレーで勝つことができた」と喜んだ。

その秋本と共栄学園中時代からプレーする宇都木乃愛(3年)も要所で得点を量産した。ビーチバレーとの二刀流で、164センチとアタッカーとしては小柄ながら、ばねのある迫力満点のスパイクでチームに勢いをもたらした。「うれし涙が出ちゃった」と初めてのセンターコートをかみしめた。

12日の決勝は、金蘭会(大阪)-下北沢成徳(東京)の勝者と対戦する。

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