世界ジュニア選手権(2月24日~3月2日、ハンガリー・デブレツェン)代表の和田薫子(15=愛知)が、SPでトップにつけた。
新年初戦は「本当に楽しみにしてきた」という初めての国スポ。「いつもより調子があまり良くない」という中、ルッツ-トーループの連続3回転や3回転フリップを着氷させる盤石の演技で、62・38点を記録。「60点超えてなんとかショートを乗り切ることができて良かったです」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
昨年、ジュニアグランプリ(GP)ファイナル初出場で銀メダルを獲得。年末には初出場の全日本選手権で10位となった。飛躍の1年となった一方で、全日本後は、達成感からか「緩みモードになってしまった」と中3は言う。
練習では普段はしないようなミスが頻出するなど精彩を欠き、全ての練習へ足を運んでいるという母から「気が抜けすぎてるよ」と雷を落とされた。「今、世界へ行ってもいい成績は残せない」。抱いた危機感を払拭(ふっしょく)するため、今大会へは気持ちを新たに臨んでいる。
来月末には初の世界ジュニア選手権が控える。「ここまで結構いい調子で来ているので、ここで落としてしまうと自信もなくなってしまう。調子を立て直して世界ジュニアに挑みたい」。大舞台へ、自信を確固たるものとする一戦にする。【勝部晃多】


