日本代表のプロップ稲垣啓太(29=パナソニック)が、同じ背番号1の南アフリカ代表ムタワリラにエールを送った。

稲垣は前半10分ごろ、ムタワリラに持ち上げてたたきつけるようなタックルを食らった。これが危険なプレーと判断され、ムタワリラはシンビン(一時退場)となっていた。ムタワリラは「ビースト(野獣)の愛称で知られ、115キャップを誇る。

稲垣は試合後、自らのツイッターでハグし合う写真をアップするとともに「彼をずっと尊敬していたし、それは試合が終わった今でもそう。俺に対して危険なタックルがあったかもしれない。でも故意ではないのは分かっている。気にしなくていい、ありがとう。優勝してくれよな」とつぶやいた。