日本相撲協会は2日の理事会で、親方衆の新たな職務分担を決め、約1年前に審判部副部長に抜てきされた貴乃花親方(元横綱)が巡業部副部長に移り、高砂監察副委員長(元大関朝潮)が審判部副部長になった。

 事業部の中には事件や事故に対応するための「危機管理担当」を新設。千田川親方(元関脇安芸乃島)と栃東親方(元大関)が任命された。

 1980年から29年間、審判部委員を務めてきた朝日山親方(元大関大受)が指導普及部に変更となった。