<オープン戦:大学日本代表21-5JR東日本>◇25日◇KAITスタジアム

 日本で初開催する世界大学野球選手権(30日開幕、神宮ほか)に出場する大学日本代表が20安打で大勝した。「8番一塁」で出場した法大・多木裕史内野手(2年=坂出)が3回に2ランを放つなど、格上の社会人投手陣を打ち込んだ。多木は「打った瞬間に入ったと思いました。打順は何番でも、試合に出られたらいい」と喜んだ。

 投手陣は先発の沢村拓一投手(4年=佐野日大)から東洋大・乾真大投手(4年=東洋大姫路)、明大・野村祐輔投手(3年=広陵)、東海大・菅野智之投手(3年=東海大相模)とつないだ。

 早大・斎藤佑樹投手(4年=早実)は登板しなかったが、ベンチから仲間たちの戦況を見つめていた。