ロッテが逃げ切り、今カードを勝ち越し。4位に浮上した。

 先発涌井が8回4安打2失点で3勝目。自らの連敗を3で止めた。

 打線は、初めて1番スタメンで起用された新人の中村が1回、プロ1号となる先頭打者本塁打を放ち先制。2回に、清田の適時二塁打と、大嶺翔の犠飛で2点を加えた。

 4月最後の試合をものにした伊東勤監督(52)は「(中村の1発は)あれで勢いをつけてくれた。(涌井は)今日は気合が入っていた。涌井、石川では落とせない。(4月を終え、勝ち負けは)マイナス2。月も変わる。投手陣のやりくりは大変だけど、1人でも新しい人が出てくれば、違う形になる」と、5月からの巻き返しを期していた。