ロッテが2連勝で、交流戦の勝率を5割に戻した。

 先発の石川歩投手(27)が7回6安打1失点で5勝目。「先に点を与えないように投げました」と、7回に打たれた堂上のソロによる1失点に抑えた。

 打線は、6回、田村龍弘捕手(21)がプロ1号ソロ。鈴木大地内野手(25)が2号ソロを含む3安打2打点を記録した。

 伊東勤監督(52)は「今日は意外性の2人が打ってくれたね」と、田村と鈴木の本塁打に驚きながらも喜んだ。14日の巨人戦も勝利すれば、交流戦の勝率5割以上が決まる。だが、その話題は気にかけず「勝っていくしかない」と話した。