オリックスは1日、次期監督に福良淳一監督代行(55)が昇格し、2軍監督にOBで米大リーグでも活躍した田口壮氏(46)が就任すると発表した。

 京セラドーム大阪で記者会見した福良監督代行は「攻守ともにプレーの正確性を高め、隙のない野球をやっていきたい」と抱負を語った。

 今季ヘッドコーチだった福良監督代行は、成績不振のため休養した森脇浩司監督に代わり、6月2日から指揮を執っている。

 福良監督代行は1985年にドラフト6位で阪急(現オリックス)に入団し、引退後はオリックス、日本ハムでコーチなどを務めた。田口氏は92年にドラフト1位でオリックス入りし、外野手として活躍。95年のリーグ優勝、96年の日本一に貢献した。