元阪神投手の安達智次郎氏が7日未明に、内臓疾患のため神戸市内の病院で亡くなった。41歳だった。

 神戸・村野工時代にエース左腕として1991年夏、92年春の甲子園に出場。同年秋のドラフト会議で松井秀喜(元巨人)を抽選で外した阪神から1位指名されて入団した。

 将来のエース候補として期待されたが、1軍登板がないまま99年に引退。引退後は阪神の打撃投手などを務め、現在は神戸・三宮で飲食店を経営していた。