DeNAが今季ワーストの15失点で大敗を喫した。

 先発熊原健人投手(22)が2回7失点の乱調でKO。先発の乱調に中継ぎ陣も連鎖し、失点を重ねた。打線も9安打を放ちながら2失点と勝負強さを欠く展開。熊原は「マウンドが合わなかった訳ではない。1回に先頭から連続ヒットを打たれて、そこで1つアウトがとれていたら流れが変わったかもしれない。中継ぎの皆さんに申し訳ない」と頭を下げた。

 3連勝の逃し、貯金生活とはならなかったが、後半戦に入ってから3カード連続で勝ち越しを決めている。

 アレックス・ラミレス監督(41)は「今日の負けで落ち込む必要はない。切り替えて明日からも戦っていく」と悲観的には捉えていない。次カードの広島3連戦に向けても「エキサイティングな週末になると思う」と首位チームとの戦いを見据えた。