西武が連勝で、5カード連続の勝ち越しを決めた。

 打線は浅村栄斗内野手(25)が3安打3打点と活躍するなど4試合連続の2ケタ安打となる12安打を放ち、先発の多和田真三郎投手(23)は、7回2失点で5勝目を挙げた。

 田辺徳雄監督(50)は「(浅村は)チャンスで非常にいいバッティングをしてくれた。相手に1点取られた直後に、中盤に2回、1点を取り返した。ああいうところで相手も嫌な感じだっただろうし、うちとしてはいい攻撃ができた。(多和田とコンビを組んだ森は)無難にこなしてくれた。途中味方のエラーで足を引っ張られる場面があったが、慌てないでどっしりリードしていた。そこは評価していい。(多和田は)前回同様ピンチでも動じず、堂々としていた。徐々に慣れて、彼本来のピッチングができつつある」と評価した。