ロッテが初回に2点を先制した。

 先頭岡田が中前打で出塁。2番の荻野貴司外野手(30)はバントの構えからヒッティングに切り替え、左翼線二塁打を放った。バスターエンドランが決まり、一塁から岡田が一気に生還。荻野は「エンドランのサインだったので、ゴロを打とうと思っていました。三塁線をきれいに抜けてくれましたね。先制点が欲しかったので、すぐに取ることが出来て良かったです。オカ(岡田)さんもよく走ってくれました」と話した。

 さらに、2死二塁で井上晴哉内野手(27)が左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、2点目を加えた。高めのフォークを捉え、「ストレートを待っていたところに、フォークが高めに抜けて来てくれたのでバットを出すだけでした。追加点が欲しかったし、ランナーも残したくなかったので、いいヒットが打てました」と話した。